新年初めての佐志生支坊常例法座は、ご門徒のお悔やみが続き、法務員の摂受君が担当してくれました。
皆さん、新年早々ようこそ阿弥陀様のお話しを聞きに来てくださいました。
摂受君が撮ってきてくれた写真を見ながら、有り難く感じています。
摂受君が機転を効かし、佐志生支坊でも新年らしく皆さんでお焼香をしてくださいました。
お焼香は、阿弥陀様へのお供えです。
できる範囲で良い香りをお供えしたいものです。
阿弥陀様は法蔵菩薩の時に、四十八願をたて、それを永い修行によって成就し、阿弥陀仏というお覚りの仏様と成られました。
その第三十二願は、「妙香合成の願」と言われます。
第三十二願
<原文>
設我得佛・自地已上・至于虚空・宮殿樓觀・池流華樹・國中所有・一切萬物・皆以無量雜寶・百千種香・而共合成・嚴飾奇妙・超諸人天・其香普薫・十方世界・菩薩聞者・皆修佛行・若不如是者・不取正覺
<書き下し文>
たとひわれ仏を得たらんに、地より以上、虚空に至るまで、宮殿・楼観・地流・華樹、国中のあらゆる一切万物、みな無量の雑宝、百千種の香をもつてともに合成し、厳飾奇妙にしてもろもろの人天に超えん。その香あまねく十方世界に熏くんじて、菩薩聞かんもの、みな仏行を修せん。もしかくのごとくならずは、正覚を取とらじ
今年も、皆さんと共に、お浄土の香りに包まれて阿弥陀様の願いに聞き触れ、お念仏致したいものです。