今年度の第二回総代会では、主に御正忌報恩講について協議をくださいました。
婦人会の役員様がお茶出しなどのお手伝いをくださいます。
総代会の会議前には、必ずお勤めをします。
総代会は、各地区の代表者が集まってお寺の大切な行事や方向性を協議決議する最たる集まりです。
そこで、会議前ですが必ず最初にお経を頂き、仏祖を讃嘆致します。
それは、お互いにお寺の存在意義とは何かを確認し、会議の方向性がずれないようにといった願いが含まれています。
今回は『重誓偈』。コロナ禍前は『正信偈』を頂いていましたが、感染対策として短時間で終わる『重誓偈』を選びました。
「重誓偈」は、『仏説無量寿経』の中にある偈頌(げじゅ=仏さまをたたえる歌)です。
経典では、法蔵菩薩が四十八願を述べた直後に示されています。四十八願の要(かなめ)を、重ねて誓われる内容であることから「重誓偈」といい、また、それが三つの誓いとして説かれていることから「三誓偈」ともいわれています。
「御正忌報恩講法要」については、
コロナ禍ではありますが、例年通り佐志生支坊5日間。坂ノ市本坊八日間の日程で行うことで、総代皆さんの意見はすぐに一致し、有難いことです。
報恩講は浄土真宗の最も大切な法要です。
続いて、仏具のお磨き、仏華、お供え、お斎、幕張、仏旗立てに関して議題は進みました。
これらは12月8日(水)8時より行います。ご門徒有志、総代、仏壮、仏婦を中心に準備をくださいます。
なかでも、仏旗(のぼり)の劣化が激しく、新調することが話し合われました。方策は仏壮(仏教壮年会)に一任となり、来る11月12日の例会で話し合われます。
また、佐志生支坊の法要の際も、のぼり旗を立てようとの意見があがり、総代様と進めてまいります。
親鸞聖人のご法事である御正忌報恩講に際して、このように積極的な意見が出されて大変尊く、嬉しく感じました。
他には、納骨堂再建計画の進捗状況を説明。皆さんの関心の高さが伺えます。
話の中で、総代様から佐志生支坊の納骨堂に関する諸問題の声があがり、 坂ノ市本坊の納骨堂再建が落ち着き次第、対応することになりました。
最後に、恩徳讃を唱和して、解散致しました。
総代、仏壮、仏婦の役員の皆様、大変お疲れさまでした。皆さんの存在は、住職、坊守にとってとても心強いことです。