本日より、坂ノ市本坊(七日間) 佐志生支坊(四日間)、いずれも13時半からお勤まりです。
※佐志生支坊はお中日(23日)のみ10時よりお勤め
今日は祝日(敬老の日)で、学校が休みだった子ども達もお参りしてくれました。
おかげさまで、長男も少しずつですが衣が似合ってきました。
コロナ禍にもかかわらず、初日より思いのほかお参りが多く、有難いことです。
佐志生支坊のお参りも多くあったようで、法座を開くことができて本当に良かったと思います。
明日からも感染対策を講じて、命の往く先を想います。
浜までは 海女も蓑着る 時雨かな(瀧瓢水)
法話は、阿弥陀様のお浄土が「西方」と示されてあるおいわれをお話しました。
秋と春の年2回のお彼岸の時期、
特にお彼岸のお中日である秋分の日と春分の日は太陽がちょうど真東から昇り、真西へ沈みます。
お日様が東より出でて、西へと沈む。
その美しき夕焼雲のむこうに、お浄土があるとお経に示されています。
ご先祖の、そして私たちの命が帰ってゆける世界が在ることを知らせんがために、
阿弥陀様は太陽も月も星も帰ってゆく「西方」を選ばれたのでした。