京都はご本山西本願寺で修行中の、親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要にご門徒の皆さんと参拝致しました。
依然コロナ禍にあって比較的少人数ではありましたが、久しぶりの団体参拝旅行は楽しく和やかなものとなりました。
※人物の写真は少しぼかしています
3年ほど前になりますが、この木村画伯の青蓮院襖絵「極楽浄土」を、許しを得て、京扇子の老舗遠藤新兵衛商店の仕立てにより、住職継職法要の法中用記念品にしました。
一番乗りでしたので、一番前の真ん中でお勤めさせて頂きました。
終わるころには満堂になっていました。
親鸞聖人のひ孫である覚如上人ご子息、存覚上人は、比叡山時代の親鸞聖人の思いを次のように述べられています。
「定水を凝らすといへども識浪しきりに動き、心月を観ずといへども妄雲なほ覆ふ。しかるに一息追がざれば千載に長く往く、なんぞ浮生の交衆を貪りて、いたづらに仮名の修学に疲れん。すべからく勢利を抛ちてただちに出離を悕ふべし」と。しかれども機教相応、凡慮明らめがたく、すなはち近くは根本中堂の本尊に対し、遠くは枝末諸方の霊崛に詣でて、解脱の径路を祈り、真実の知識を求む・・・(嘆徳文/存覚上人)
弥陀弘誓のふねのみぞ のせてかならずわたしける (親鸞聖人)
皆さんから、とても楽しかったとの声が聞けて、住職も坊守も大変嬉しかったです。
私も有難く、楽しいひと時でした。有難うございました。
また本山参拝旅行は計画します。
皆様、ぜひご一緒しましょう。