御本山の命を受け、本願寺へ常例布教に行ってまいりました。
今春、京都に進学した娘や大分県内のお寺のご子息なども聴聞に来てくれて嬉しかったです。
久しぶりに両親や弟、そして高校の同級生にも会えました。
そして、やはり御真影様(親鸞聖人のお木像)の前でご讃嘆(法話)をすることは、緊張も高まりますが、浄土真宗の僧侶としてとても有難く、光栄なことなのです。
御本山に参るということは、御真影様をそのまま親鸞聖人として仰ぎ、親鸞聖人に会いにいくことでもあるのです。
ご晨朝は4時半には起きて準備します。
5時半を過ぎるとご門徒の皆さんや出勤の僧侶がまだ暗いなかにも集まりはじめます。
依然コロナ禍にもかかわらず、団体参拝の方も多くおられました。
前回、御本山に出講した時は俗名の「蓮谷啓介」でしたが、今回は法名の「啓生」での表示に変わっていました。
たまに、「ご兄弟ですか?」と聞かれます。
最終日の10月16日のご晨朝には、お得度(僧侶になること)の方々が黄袈裟をつけて、男性は髪をきれいに剃って外陣にズラリとならんでおられました。
そういえば、私(住職)が得度式を受けたのもこの10月16日。今からちょうど22年前のこの日だったことを懐かしく思い出しておりました。
京都もご本山も、少しずつ賑わいが戻りつつあります。
来年の4月2日~5日の桜の季節(妙蓮寺)と11日~13日(大海組)には、久しぶりとなる団体参拝を計画しています。
11月上旬にはご案内できると思います。
人数に限りがありますが、皆さんと一緒にご本山にお参りし、親鸞聖人に会いに行けることが楽しみにしています。