浄土真宗本願寺派 一乗山 妙蓮寺

お知らせ

2022.03.22

お中日の翌日も、お疲れのかなお参りなされ、ようこそでした。

毎日来てくださる方もあって、大変有難いことです。

法話は、「本願力」を中心にお話しました。

「私一人をお浄土に生まれさせ仏様とできなければ、我も仏とはならない」という誓願を成就して、

阿弥陀様と成られたのです。

「力」は物を動かしたり、変えなす作用。

今、お寺に足を運び、この手が合わさり、お念仏申す・・・

この疑いなき事実の背後には、本願力がはたらいているのです。

「本願力にあひぬれば むなしくすぐるひとぞなき 功徳の宝海みちみちて 煩悩の濁水へだてなし」

 浄土真宗のお葬式で必ず拝読される親鸞聖人のご和讃です。

 親鸞聖人は、本願力はこの私を必ずお浄土に動かし運ぶ「願船」とも仰います。

 そういえば、本堂の大きな屋根も船に見えなくもありません。

「生死の苦海ほとりなし 久しくしずめるわれらをば 弥陀弘誓の船のみぞ のせて必ずわたしける」

浄土真宗本願寺派(西本願寺)-親鸞聖人を宗祖とする本願寺派