六日目にして一番の冷え込みです。
寒さの中、お晨朝法座に皆さんようこそのお参りでした。
今日の昼座の法話は、拝読した『御伝鈔』下巻第三段「弁円済度」のお話から、京都に戻られご子息善鸞様の義絶、そしてご往生の一段から恵信尼様のお手紙の一部をもってお話を致しました。
親鸞聖人のご苦労と、伝えお遺しくださいました阿弥陀様のお救いを、六日に渡って急ぎ足でお取りつぎしてまいりました。臼杵から、毎日お聞きくだされたご門徒もあり、大変有難いことでした。
住職の法話は明朝のお晨朝で最後です。
明日の昼、夜、明後日のご満座はご講師にお招きしています、行橋市光願寺ご住職、野田成敏師がご法話くださいます。
とても楽しみです。
皆様、ぜひとも明日、明後日はつめてお参りくださいませ。
それから、今日は由布市挟間の誓岸寺の新院様がお聴聞にみえられ、とても嬉しいことでした。
報恩講の時期になると、お坊さんもご門徒もお寺参りに勤しむ気持ちが高まるのです。
一説には「師走」とはその意味だそうです。
明日からご講師の先生がいらっしゃるにあたり、ご門徒さんが書院にお花を生けてくださいました。
見事な出来栄えに見惚れてしまいます。
いよいよ、法要も大詰めです。
仏旗を高く掲げて、ここに仏法興隆、仏法聴聞の場所があることをお知らせしています。