10月4日、当山妙蓮寺を会場に大海組仏教壮年会連盟の研修会が行われました。
人数制限など規模を縮小しての改正でしたが、3年ぶりの開催です。
妙蓮寺からも代表して、幸 ニ俊さん(仏壮会長)と小柳順一さん(仏壮副会長兼会)がご参加くださいました。
ご講師は、中津の照雲寺御住職、本願寺派布教使の松嶋智譲師でした。
法題は「一人であっても独りじゃない」
来年度に1年遅れで開催される、大海組仏教壮年会連盟結成40周年記念大会のテーマを法題にお願いしました。
法説では、阿弥陀様のご本願のおいわれを、懇切丁寧にお取次ぎくださいました。
また、例話も壮年会に即した内容で、肝要の御文章は、法話の内容に合わせて「八万法蔵章」など、首尾一貫、細微にわたり構成されたお話で、とても有難くお聞かせくださいました。
少しずつ、少しずつ、日常が戻りつつあるようで、嬉しいことです。
地域の様々なお寺のご門徒さんや僧侶仲間とのお聴聞は、ほどよい緊張感と一味違った楽しさがあるのです。
近い将来、また満堂のなかでの法要ができる日を楽しみにした、尊い一日でありました。
だあれもいない ひとりのとき
おねんぶつさまが こうささやく
ひとりぢゃあないんだよ ひとりぢゃあ― 木村無相『念仏詩抄』