住職になり、仏華を生けるようになって1年。
YouTubeを参考に生けはじめ、ご門徒のお花屋さん(佐藤洋子花店)や華道に詳しいご門徒(仏教婦人会の方々)に聞きながら試行錯誤です。
檜葉が足りず、予定よりも少し細くなりました。
お寺に生えるハランで、なんとかバランスを整えます。
↓ 昨年のお盆よりは上手に生けられたかなと思います。
引き続き、皆さんのご指導を仰ぎます。
ある先生が、お花を仏前にお供えするのは、花の命をいただいてまで阿弥陀さまのお慈悲を仰がせていただくのだと教えてくださいました。
花のもつ色の美しさや形の優しさが、そのまま阿弥陀さまのお慈悲を表しています。
ですから、お花の正面は手を合わせる私たちの側に向けてお供えするのですね。
お供えがそのまま阿弥陀さまから私へのはたらきかけとして。
山村暮鳥「ある時」
自分はみたー
遠い むかしの 神々の世界を
小さなをんなの子が しきりに 花に お辞儀してゐた
参照:行信教校発行『一味』 若林眞人師 法話「花」